nitomath’s blog

分からなかったことのメモ

電力増幅度は電流増幅度と電圧増幅度の積になる

電流増幅度 A_iは、入力電流を i_i、出力電流を i_oとすると、

\displaystyle{
A_i = \dfrac{i_o}{i_i}
}

と表せます。

電圧増幅度 A_vは、入力電圧を v_i、出力電圧を v_oとすると、

\displaystyle{
A_v = \dfrac{v_o}{v_i}
}

と表せます。

電力増幅度 A_pは、入力電力を p_i、出力電力を p_oとすると、

\displaystyle{
A_p = \dfrac{p_o}{p_i}
}

と表せます。

電力は電流と電圧の積( p=iv)なので、電力増幅度は、

\displaystyle{
A_p = \dfrac{p_o}{p_i}=\dfrac{i_ov_o}{i_iv_i}=A_iA_v
}

というふうに、電流増幅度と電圧増幅度の積で表せます。

このことは当たり前といえば当たり前ですが、知ったとき、個人的には「整合性が取れているな」と感じました。